ラ・リベリュール ディナー

2024年6月4日(火)~
■アミューズ
■伊達いわな マイクロハーブのサラダ アーモンドとフェッセル
■前菜
 パテ・アン・クルート アーティチョークのバリグール マスタードヴィオレ
 /ヒラマサの瞬間グリル アスパラガスと青柚子 アンチョビのビネグレット
■ラングスティーヌと金目鯛のブイヤベース 鮑とファンネル ハーブの香るブランダード
■メイン
 七谷鴨ロースト ピノ・ノワールとスグリのソース ルバーブのコンディマン
 /和牛テンダーロインと万願寺ししとう ティムールペッパーのジュ(別途¥3,000)
■パン
■舞浜地ビール香るブランマンジェ
■マンゴーのヴァシュラン ココナッツグラス ライムのアクセント
■プティフール
■ドリンク
 コーヒー/紅茶
 ¥23,000

アミューズ

まずはシェフのおもてなし、3品のアミューズから。

◼️紅心大根と毛蟹、キャビア

紅心大根の器に北海道産の毛蟹のほぐし身、フランスのクリスタルキャビア

◼️玉ねぎのタルト 黄にんじんのムースと生雲丹

北海道産の生雲丹を使用。玉ねぎのタルト・にんじんムースの甘みと、雲丹の塩気が良いバランス。

◼️本鮪のタルタル ラディッシュとトリュフ

口に入れた瞬間トリュフの香りがふわっと広がる幸せな一品。上から順に食べるのがお勧めです。

伊達いわな マイクロハーブのサラダ アーモンドとフェッセル 

お洒落なガラスの器の中には「La Libellule」の文字。

①タルタル ②リエット ③頭や骨を使ったゼリーの3種の方法で調理された宮城県産の伊達いわな。ゼリーはゼラチンを加えず煮凝りのように作られていて、いわなの旨味がギュッと濃縮されたお味。表面にはフェッセルという北海道の牧場「ブリーズ・ドゥ・メール」のチーズ。チーズの存在感は控えめ。

タカナシ乳業株式会社
横浜市旭区。牛乳や乳製品の製造販売。会社概要、製品情報、宅配システムの紹介

前菜① パテ・アン・クルート アーティチョークのバリグール マスタードヴィオレ

鶏、豚、蝦夷鹿を使った、フランスの伝統的なお料理 パテ・アン・クルート。パイ生地上部とパテの間にはポートワインのジュレ。癖や臭みはなく、お肉の種類により違った味わいが楽しめます。

付け合わせは黄にんじん、バターナッツ、アーティチョークのバリグール。右下、赤ワインを加えたマスタードヴィオレはパテにつけて。

前菜② ヒラマサの瞬間グリル アスパラガスと青柚子 アンチョビのビネグレット

フランス、日本、スペイン3種の塩を使って1日マリネしたヒラマサを、注文が入ってから真空にしてグリル。皮目はパリッと香ばしく、身はお刺身と焼き魚の間のような状態。今までに食べたことのない、非常においしい食感でした。

ソースは栃木県産グリーンアスパラガスのピュレ、青柚子、アンチョビのビネグレット、表面にはタプナードソース。後味に抜ける青柚子の香りがさわやか。

ラングスティーヌと金目鯛のブイヤベース 鮑とファンネル ハーブの香るブランダード

金目鯛、ラングスティーヌ(エビ)、黒鮑、ムール貝、鯛のプランダード、トマトのコンフィ、フェンネルのサラダ。ブイヤベースを席で注いで完成。森川シェフがフランスで修行し、日本人の好みに合わせた味とのこと。

魚介ひとつ一つがしっかりしている贅沢な一品。コクがあるのに濃すぎず、最後まで美味しくいただけます。

メイン① 七谷鴨ロースト ピノ・ノワールとスグリのソース ルバーブのコンディマン

京都の七谷鴨(ななたにかも)という、55日間平飼いで飼育されたこだわりの鴨を使用。見た目から鴨には見えないお肉で、良い意味で鴨らしさのないさっぱりした味。中央にはルバーブのソース、お肉の下にはピノ・ノワールのソースと赤スグリでさっぱり。

奥には鴨もも肉のコンフィ、エスカルゴ、姫にんじんをロール状にしたもの。

七谷鴨 弥栄
七谷鴨は、京都に店舗・養鶏所を構える株式会社弥栄の自社ブランドであり多数の有名料理店に卸している高級鴨ブランドでございます

メイン② 和牛テンダーロインと万願寺ししとう ティムールペッパーのジュ

赤牛とも呼ばれる熊本県延寿牛のテンダーロイン。肉厚な宮城県のしいたけ、京都の万願寺ししとうも一緒に。右手にはネパールのスパイス ティムールペッパーをつかったソースと、じゃがいものエスプーマに牛脂や魚醤を加えた白いソース。テンダーロインは柔らかく、香り良いソースとよく合います。

このほかに、メニューにはない3つ目のメインとして「熊本県産 延寿牛ランプ肉のグリル 茄子とアマニオイルの付け合わせ」もありました。

パン

前菜とともに:ブリオッシュ、バゲット
メインとともに:バゲット
バター

まろやかな甘味とコクがあるブリーズ・ドゥ・メールのバター。

舞浜地ビール香るブランマンジェ

上からオレンジ、舞浜地ビールのフォーム、生姜のシロップ漬け、黒ビールのゼリー、ピルスナーのブランマンジェと、シャンディガフをイメージした舞浜ならではのデザート。苦みはそれほど強くない。

マンゴーのヴァシュラン ココナッツグラス ライムのアクセント

塩レモンのメレンゲ菓子をレモンのチョコレートでコーティングした可愛いデザート。上には宮崎県産マンゴー。

ライムソースと白ワインビネガーにマンゴー・パッションフルーツを加えたのソース。左手にはラム・ココナッツリキュールを使ったアイス。

プティフール

■カヌレ 表面はカリっと、中はもちっとしていて好みのカヌレ

■塩キャラメルのボンボンショコラ ほのかな塩気が感じられるほろ苦いチョコレート

■抹茶のチュイルと、ピンクグレープのパートドフリュイ

左のカヌレから順にいただくのがお勧めとのこと。

ドリンク

■コールドプレスジュース オレンジ ¥1,500

収穫してすぐに圧搾されたオレンジジュース。濃縮還元などされていないので、まさにしぼりたてのようなフレッシュさが感じられる。

■アランミリアジュースセレクション 葡萄畑のピーチネクター ¥1,500

葡萄畑で育てられた桃を使用したジュース。とろっとした飲み口ですが、酸味がきいていて後味はすっきり。

■フィーバーツリー プレミアム ジンジャービア ¥1,200

最高のジントニックを作るために立ち上げられたフィーバーツリーのジンジャーエール。生姜感の強いドリンクでさっぱりしているため、メインにも良く合います。

■アランミリア ジュースセレクション マンゴー ¥1,800

濃厚なマンゴーのとろみが感じられる一杯。甘さは強すぎず、お料理の邪魔をしないお味。

■食後にコーヒー/紅茶

まとめ

今回特に美味しかったのは、前菜ヒラマサの瞬間グリル。皮目のパリッとした香ばしさと、生のようなグリルのような絶妙な食感に、青柚子の爽やかな香りがマッチ。

メインの鴨は鴨とは思えぬ見た目、食感、味に驚きが隠せませんでした。まるで牛肉を食べているかのような不思議で美味しいお料理。コクあるソースもスグリでさっぱりといただけました。

なかなか予約が取りづらいラ・リベリュールですが…直前にキャンセルが出ることもあるようなので、グランドシャトー宿泊の際はぜひご賞味ください♪

※あくまでも個人の感想です。記憶を頼りに備忘録として残しているため、実際の食材や調理方法とは異なる可能性があります。ご了承ください。

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